【ホンダ フィットシャトル】written by 小田
ハイブリットステーションワゴンとして売り出した
ホンダ フィットシャトルは本田技研鈴鹿製作所(三重)で
生産されています。
当初は狭山工場(埼玉)で生産するはずでしたが
立ち上がり直前にあの東日本大震災に見舞われてしまい
工場が稼働しなくなってしまった為、急遽鈴鹿工場での生産に
変更になった経緯があります。
それにより部品の生産も近隣でのレイアウトになった為、
太陽化成でドア周りの樹脂部品の生産を請け負う事になりました。
通常、量産部品を立ち上げるのには半年ぐらいの準備期間が
いるのですが、あいにく新車発表の直前だった為に
わずか1か月あまりでの準備期間でとの指示になりました。
そんな状況でしたが今までの経験を活かしこの急な生産計画にも
対応して大きな問題無く立ち上がりに間に合わせる事ができました。
このクルマにはそんなエピソードがあります。
太陽化成ではこれまで30車種以上の部品を立ち上げてきた
経験と実績から過去の問題やトラブルを予知予測し急な生産計画にも 対応できるよう心がけています。
これからも自動車部品に真摯に取り組んでいきます。